気分障害を持つ私が結婚をしてからの環境
このブログを改めてみていたのですが、ブログのタイトルに合った内容を書いていなかったんだなと気付きました。
ブログの名前は「躁うつ病だけど結婚しました。」という名前ですが、結婚をしたことでどうなのか。
少し話題に出していたことはあるのですが、今回はそれをメインにしてお話してみようと思います。
気分障害と結婚
私が気分障害(躁うつ病)だというお話は何度もしていると思いますが、その中で病気と分かりつつも結婚をしました。
中には気分障害やうつ病だと結婚は難しいと考えている人もいるのではないでしょうか。
結婚生活の中で精神疾患を持つようになった人もいるとは思いますが、その大変さも分かると思います。
しかし、だからといって気分障害や精神疾患を持つ私たちが結婚をしてはいけないということはありません。
もちろん、大変なことが非常に多くあるのも事実です。
普通に仕事ができる人もいるかとは思いますが、私の場合は就職活動をして外で働くといったことが難しいです。
そのため、在宅ワークでクラウドソーシングをして稼いでいます。
そうではなく、全く働けないという人もいるのではないでしょうか。
ただ、全く働けないという人は結婚をしよう、という気持ちにはなれないかもしれません。
それでも、結婚をしたい相手ができたのであればしっかりと話し合って、結婚をしてもよいと思っています。
結婚をして良かったと思うこと
一緒にいてくれるという安心
気分障害が酷かったときであったり、病気だと分かったときは私も実家にいたので家に家族はいました。
ただ、結婚をしてから思ったのは、一緒に住んでいるという感覚が親とパートナーである妻とは違うことに気付きました。
血のつながりがあるのと、ないのとではやはり違います。
元をただせば妻と私は他人同士です。
絶対ということはないとは思いますが、私の中で血のつながっている親は自然と理解してくれる人間だと思っています。
もちろん、妻も私の病気のことを理解してくれている1人ではあります。
しかし、他人同士だった場合は病気のことを理解してくれるかどうか、というのは難しいと思います。
結婚までたどり着くということは、しっかりとお互いに向き合ってお互いを理解したということ。
そのため、私の気分障害のことに関して妻は理解してくれていると思っています。
もちろん、勢いで結婚した人もいるかと思いますが、その話は割愛します。(笑)
そういったこともあって、また血のつながった親たちとは違う安心を得ることができているのだと感じています。
先代の犬と紅羽との出会い
これは結婚とは違うかもしれませんし、人によっては犬との出会いはないと思いますので、これは私の場合になります。
元々妻は2匹の犬を飼っていて、付き合っているときから私はその2匹と知り合い?でした。
結婚をしてからも一緒に暮らしていたので、死んでしまうまでの2年ほど一緒に暮らしていました。
日中は妻が仕事なので家に私とその2匹だけ。
現在は紅羽が1匹だけなので、私と紅羽だけ。
正直気分障害を持っている私が犬を飼うというのは大変な部分が多くあります。
うつ状態のときに相手をするというのは非常にエネルギーを使いますし、躁状態のときではイライラしてしまいうつ状態になったときの症状が重くなる可能性も。
それでも、この3匹との出会いはあってよかったと本当に思っています。
可愛いのはもちろんですが、「家族」として一緒にいられる時間があるのは孤独を感じにくいです。
だからといって気分障害が劇的に良くなった! というわけではありませんが、結婚をした後の環境変化でよいことをもたらせてくれました。
一応、動物セラピーというのはありますが、専門家がいるからこそできるので、その辺りは注意するようにしてください。
結婚をするときにはしっかりと話し合いを
私が結婚をしてからの環境がどう変化したのか、というお話をしましたがいかがだったでしょうか。
私は結婚はよいものだ、という風には言い切りません。
ましてや、気分障害を持っていたりなどの精神疾患を持っていればなおさらです。
だからといって、結婚をするなとも言いません。
私が言えるのはきちんとパートナーと話しをして、自分の病気に関して理解してもらうということ。
それだけではなく、今後どういった生活をしていかなくてはいけないかという確認。
精神障害手帳や障害者年金をもらっているか、もらっていないのであれば申請をしっかりする。
パートナーだけではなく、そのご両親にもしっかりと伝えておくこと。
などなど、やらなくてはいけないことが多くありますが、これは通常結婚するときにもやることの延長線上にあると思います。
一番の違いはそこに気分障害を持っているという部分だけです。
その一番の違いが一番大きな違いになりますので、何度も言いますがしっかりと話し合いをしたほうがよいと思います。