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紅羽とクレートトレーニング

クレートトレーニングというのをご存知でしょうか?

犬がケージに入るためのトレーニングで、メリットもあります。

 

フリーで過ごさせようと考えていた私たち夫婦が、紅羽のクレートトレーニングをし始めたお話になります。

 

 

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クレートトレーニング始めました

クレートトレーニング、ケージトレーニングというのは、犬を飼っている人であれば知っていると思います。

 

しつけの1つとして、犬にケージに入っていても大丈夫なようになってもらうための訓練です。

 

クレートトレーニングは言葉通りに家にあるクレートやケージに入ってもらうための訓練なので、長時間ケージに入ってもらう必要があります。

 

そのため、家でフリーで過ごしてもらいたいという人の中にはやらなかった、という人も出てくるかもしれません。

 

クレートトレーニングは長時間飼っている犬をケージの中に入れなくてはいけないので、可哀想と思う飼い主さんも少なくないでしょう。

 

もちろん、私たち夫婦もそう思っていました。

 

ただ、最近紅羽に関してどうしたらよいか分からないでいました。

その辺りのことはこちらを読んでいただければと思います。

syougaisyagakekkon.hatenablog.com

 

しかし、プロである妻の友人の人にお話をしたら、クレートトレーニングをしたほうがよいというお話をされて、クレートトレーニングをすることに決めました。

クレートトレーニングで防げること

クレートトレーニングにもメリットがあり、今後ケージに入ってくれることで防げる危険があります。

 

それは、災害があったときに静かにケージに入ってくれるということ。

 

これは、もし避難などをする必要になった際にケージに入っていても暴れず、静かにケージが過ごせる場所だということを知ってもらうためです。

 

避難生活などになった場合はやはり、飼い犬をフリーにすることは無理です。

そのためにも、クレートトレーニングは重要な役割を持っています。

 

これだけではなく、何か危険を感じたときにケージが自分の休まる場所の1つだと分かっていれば、物が落ちてくる危険も防げます。

 

大きな地震があった場合には物が落ちてくる可能性があるので、自分で身を守れる場所を教えてあげられることにも繋がるのです。

 

もちろん、教えている間にストレスは溜まってしまいますが、その辺りはできるだけストレスを貯めさせないようにしていく必要があります。

飼い主は心を鬼にする

 最初から毅然とした態度でクレートトレーニングをすることができるのであれば、それでよいと思います。

 

しかし、私たち夫婦はケージに入れっぱなしにするのは可哀想だと思うタイプでしたので大変でした。

 

それが伝わったのか、紅羽は何をしても鳴き続けますし、私たちもどうしてよいのか分からなくなってしまいます。

 

いえ、分からなくなってしまい、私に至っては気分障害の調子を落としてしまいまして、ここまでブログを書くことができなくなってしまいました。

 

私が調子を落としたのを見て危険だと思った妻は、また友人のトレーナーさんに相談をしたようです。

 

そして、心を鬼にすることをちゃんと徹底する、ということに関して少し叱られたのを覚えています。

クレートトレーニングでやっていること

紅羽は基本的にケージの中

クレートトレーニングなので当然なのですが、紅羽は基本的にケージの中に入ってもらっています

 

ケージの中で鳴いていても出してはいけません。

 

出してよいとき以外では、ケージの中に入ってもらいます。

ケージから出すのは必要最低限

外に出られるのはご飯のときや、トイレのとき。

一番大切なのは私たちと遊ぶときに出してあげるときです。

 

聞いたお話では、ケージから出ることができた解放感というものが大切なようです。

 

そして、遊びのときは思い切り遊んであげることが大切です。

 

私たちは紅羽と遊んであげるときはいつも1時間ほど遊ぶようにしています。

 

と、時間を決めているように感じるかもしれませんが、大体紅羽が私たちと遊ぶのに飽きるのが1時間ほどなのです。(笑)

叱るときと褒めるときにメリハリをつける

一番言われたのは、ここでした。

 

私たちが紅羽に対し叱っているときと、褒めているときの差があまりなく、伝わっていないのではないかということです。

 

この辺りは心を鬼にしてやる、という部分に繋がります。

叱るときに使っているのは音が鳴るペットボトル

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叱るときに使っているのはペットボトルにトイレのインテリアとして使われている石を入れてあるものです。

 

少し汚いので恥ずかしいですが、こういったものを使っています。

 

投げると大きな音が鳴るので、それで叱られたことを分かってもらう、ということになります。

 

これも妻の友人のトレーナーさんから教わったものです。

 

ケージの中にいて吠えたときは、叱るときの言葉を強く言いながら投げつけて叱ります。

 

この時に遠慮をしてはいけません。

 

「静かにしなさい!」という気持ちを、例えになりますが殺気を込めて投げつけることが重要です。

 

できるのであれば、声が低い男性がやるとよいとのことなので、私がやることが多くなっています。

赤ちゃんがいきなりフリーになることはない

この言葉が妻の友人のトレーナーさんから言われて一番納得した言葉です。

 

人間の赤ちゃんも、いきなりフリーの状態で育て始める人はいません。

 

まずは、ベビーベッドなどに入れて、外に出るときは親が抱っこしながらであったり、ベビーカーに乗せて出かけます。

 

これは犬も同じで、いきなりフリーにしてしまうと、何が何か分からない状態で自由になってしまいます。

 

きちんと教えればよい、と思う人もいるかもしれません。

もちろん、私たちも最初はそう思っていました。

 

しかし、きちんとクレートトレーニングをして、ケージに居られることを覚えることで、何かがあったときに備えられます

 

分離不安もクレートトレーニングで解消されればよいな、と思っています。

 

このブログを書いた2020年8月10日現在はクレートトレーニングを始めて1週間ちょっと経ちました。

 

最初は寝る時間もずっと吠え続けて、私たちの睡眠時間が一切ない状態だったのが、紅羽がトイレに行きたくなる時間の朝4時半から5時半くらいまではケージで静かに寝るようになりました。

 

日中もケージの中で静かにできるようになってきて、この1週間で大きく成長していっているのを感じています。

 

まだまだ、子犬に関して悩みはつきませんが、頑張っていこうと思っています。