お盆に帰ってきた2匹目の先代犬
以前先代犬の1匹の羊毛フェルトが完成したことで、家に帰ってきたというお話をしたましたが、もう1匹の先代犬も帰ってきました。
その帰ってきた日というのがお盆ということで、少しだけ感慨深くなりました。
今回はそんなお盆に返ってきた先代犬のお話です。
お盆に帰ってきた先代犬のイングリッシュコッカー
このブログを始めた当初にも犬の介護などのお話をしたことがありました。
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
そのお話をするきっかけになったのが、今回羊毛フェルトが完成して帰ってきた先代犬のイングリッシュコッカーである空（くう）です。
空ちゃんは以前お話した先代犬が死んでしまってから、1か月後に死んでしまったもう1匹の先代犬です。
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
死んでしまったときは、ダックスとプードルのミックスの先代犬である沙羅と同じところで火葬をしてもらいました。
このブログでも何度かご紹介している「ふくふくやま」さんです。
沙羅のときと同じく空ちゃんも羊毛フェルトの作成をお願いしていて、今回完成して我が家に帰ってきました。
この羊毛フェルトは実際に本人の毛が入っているのも特徴で、沙羅の場合は首元に入っていました。
今回空ちゃんの毛はお腹の部分に入っていて、ただの羊毛フェルトではありません。
そして、今回8月15日にこの羊毛フェルトが届いたのですが、丁度お盆時期。
空ちゃんがお盆になり、本当に我が家に帰ってきたのでは？ と妻と二人で話をしていました。
空ちゃんとそっくりな羊毛フェルト
沙羅のときもそうでしたが、今回の羊毛フェルトも本当に空ちゃんに似ています。
空ちゃんは沙羅よりも1歳年上で、妻の元に来たときから体が不自由で上手く歩けなかった体だったようです。
私と出会ったときにはすでに歩けなくなっていて、横向きで寝たきりになっていました。
ただ、このときはまだ立たせてあげると自立することができて、ご飯も自分の足で立って食べることができていました。
しかし、段々年を取っていくにつれて自立することができなくなっていき、体も硬くなっていきました。
それでも、「ワンワン！」と何か用事があるときに私たちを呼ぶ力強い鳴き声は今でも思い出すことができます。
少し見づらいかもしれませんが、後ろの色紙に写真を張っていて、それが実際の空ちゃんの姿です。
モデルとなっている写真はまた違うのですが、それでもそっくりな姿で作ってもらって本当にうれしいです。
ふくふくやまさんでお願いしたのは沙羅のときと同じく「てのりっこEYES」というものです。
お値段も安いものではありませんが、やはり先代犬の思い出であったり、写真ではない立体的な姿があるというのはまた違う想いが出てきます。
こういったものは飼い主のエゴになるのかもしれませんが、写真だけではなく羊毛フェルトもあることで見守ってくれている感じが強くなっている気がします。
紅羽に託してた？
実は空ちゃんが死んでしまった週の土曜日に紅羽が来る予定になっていました。
沙羅が死んで1か月という日であり、そんな早く次世代犬を呼んだの？と思う人もいるかもしれませんが、我が家ではそういう選択をすることにしました。
本当であれば空ちゃんと紅羽を会わせてあげたかった、という想いがありました。
空ちゃん本人は沙羅の教育などもしていたので、紅羽の教育もとなれば嫌だったかもしれませんが。（笑）
紅羽に私たちを託していたのではないか、と思ったのは1つの理由があります。
紅羽が家に来る日が決まった次の日に空ちゃんは虹の橋へと旅立っていったことです。
ワイマラナーの紅羽を選んで家に来てもらう、というだけではまだいつ我が家に来るかは決まっていない状態です。
そして、いつ家にくるか、今回で言えば空ちゃんが死んだ週の土曜日になります。
それが決まった次の日に死んだことを考えると、紅羽に私たちを託してから旅立ったのではないか、と思いました。
もちろん、これは私たちが考えすぎているだけかもしれません。
ただ、そんな気がしました。
空ちゃん、沙羅ちゃんの2匹
現在では沙羅の羊毛フェルトと一緒に並んで空ちゃんも一緒にいます。
大きさが空ちゃんのほうが大きいのは、ふくふくやまさんの厚意によるものです。
沙羅が死んだ1か月後ということで、沙羅の大きさに合わせて空ちゃんの身体を作ってくれました。
沙羅は小型犬ですが、イングリッシュコッカーの空ちゃんは中型犬です。
体が不自由で少し体は小さいですが、やはり沙羅よりは大きな身体をしています。
こうして、2匹揃って紅羽だけではなく、私たちも見守ってくれていると思います。
