もしペットが死んでしまった場合の対処
動物を飼うというのは命と共に寄り添う事だと私は考えています。
人間より先に虹の橋へと行ってしまうペットは多いのも事実です。
今回は大切な家族(ペット)が死んでしまった時に何をするべきかをご紹介します。
飼っているペットが死んでしまった場合どうするのか
初めましての方もまたお会いした方もわんすりゃーです。
2020年1月8日に2匹飼っていた犬の1匹が虹の橋へと旅立ちました。
プードルとダックスのミックスです。
そういった事がありまして、今回ペットが死んでしまった場合どうするかをご紹介します。
私が飼っているのは犬ですので、犬を前提として話を進めさせていただきます。
しかし、他の動物との共通点も多いと思いますので、参考になる部分も多いのではないでしょうか。
人間と犬との寿命は違いますので先に逝ってしまうのは必然です。
私と妻は運よく看取ることができました。
私は号泣しつつどうしてよいのか分かりませんでしたが、泣きながらも妻は旅立っていく犬がきちんと逝けるように動いていました。
死んでしまったらと考えてしまうのは難しいかもしれませんが、知識があることでまた違います。
参考にしていただき、虹の橋へ向かう家族を送ってあげてください。
綺麗にして体勢を整えてあげる
動物は死んでしまうと死後硬直というものが始まります。
死んでから2時間から3時間で起こってしまいますので、それまでに綺麗にして体勢を整えてあげましょう。
私がペットの死に直面したとき、目は開いたまま、口が少しだけ開いていて舌は口から飛び出してしまっていました。
そして、体勢は死んだときのまま伸びきっています。
このままでいるとそのまま死後硬直が始まってしまうので、きちんとした体勢にしてあげ、身体を拭いたりブラシで綺麗にすることをおすすめします。
身体は拭いて、毛並みをブラシで整えて綺麗に。
目を閉じて眠れるように。
舌を入れてあげて、口を閉じ、安らかな顔に。
身体はいつも寝ていたときのようにしてゆっくりと逝けるように。
こうしてあげることで少しでも安らかに眠ってくれると共に、この後にしなければいけないことにも繋がります。
もし看取ってあげることができなかった場合は、死んでから12時間から18時間後に死後硬直が緩んできますので、それからでも遅くはないと思います。
入れることができる箱(棺)に入れてあげる
体勢を整えてあげたら、ペットを入れることができる箱に入れてあげましょう。
箱に関してはちょうどよい大きさであれば、段ボールでも大丈夫です。
中にはペット用の棺もありますので、用意できるのであればそちらも検討してもよいと思います。
この後に供養をすることになりますが、箱に入れた状態のままの方が連れていきやすいかと思います。
そして、火葬などの前にも遊んでいたおもちゃや花などを添えて、少しでも良い旅立ちをして欲しいと祈りを込めると喜んでくれるかもしれません。
火葬ができる場所を探す
気持ちをすぐに切り替えるのは非常に難しいですが、きちんと虹の橋に行けるように火葬をしてくれる場所を探しましょう。
住んでいる市町村のホームページなどを見ると、ペットが死んでしまった場合に火葬をしてくれる場所を紹介している場合もあります。
それだけではなく、火葬だけではなくセレモニーなどをしてくれる葬儀屋さんもあるので、どちらがよいのかは判断をしてもらえればと思います。
私たちの場合はふくふくやまさんという葬儀屋さんに頼みました。
ここでは火葬、セレモニーだけではなく骨壺や写真色紙、火葬する際に入れることができるメッセージカードが無料特典でついてきます。
有料オプションなどもあるので、希望がある場合は申し込みましょう。
ふくふくやまさんだけではなく葬儀屋さんや火葬をする場所は多くありますので、調べて納得できる場所を選びましょう。
ペットの保存方法
ペットを火葬できる予定まで組むことができたら、火葬までの期間どのようにして保存しておくかを考えましょう。
動物は死んだ直後から腐敗が始まってしまいます。
そのため、暑い夏の方が早く腐敗が進んでしまうので対処が必要です。
保冷剤の場合:夏約2日間 冬約4日間
ペット用の棺の場合:夏、冬どちらも約7日間
ドライアイスの場合:夏約7日間、冬約8日間
ペット用の棺やドライアイスを使ったとしても長くて約1週間までです。
可能であればこの間までに火葬などの供養をしたほうがよいでしょう。
中には時間がなかなか取れないという人もいるかもしれません。
その場合はペットの遺体を安置してくれる場所もあります。
まとめ:家族を手厚く見送りたい
私たちが飼っているのは犬ですが、犬ではなくてもペットは家族の一員です。
その家族が逝ってしまえばきちんと供養をしてあげて、旅立ってもらいたいと誰もが思うと思います。
虹の橋というものを出しましたが、私はペットは死ぬと虹の橋へ行くという話を初めて聞きました。
虹の橋(にじのはし、英語:Rainbow Bridge)とは、飼っていたペットを亡くした人々のあいだで語られている、比喩的な場所、または神話的な場所のことである。
もし気になった方がいれば1度読んでみることをおすすめします。
死んでしまってすぐに虹の橋を読んだときは涙が止まりませんでしたが、これを知ることで心が温かくなりました。
家族(ペット)の死は悲しいものです。
しかし、虹の橋へきちんと行ってもらうためにも、私たちができることするとよいのではないでしょうか。