【クラウドソーシングライター】読みやすい文章にするには?ですますを続けて使わないようにする
私がフリーランスでライターをしているというのはご紹介しました。
中にはこれから副業などでクラウドソーシングを始め、文章を書いてみたいという人もいるのではないでしょうか。
私は文章を書く講師ではありませんが、分かりやすい文章を書くにあたって自分が気を付けていることをご紹介します。
分かりやすい文章とは
私はフリーランスでライターをしているので、何かを紹介する記事であったり、何かを説明や解説する文章を書くときがあります。
分かりやすい文章とはどういったものだろうか、と考えると非常に難しいです。
私自身もきちんと分かりやすい文章を書けているか分かりません。
ただ、私なりにその文章を読んでくれた人が分かるような文章を心がけています。
私は分かりやすい文章というのは説明をし続けて理解してもらうというものではなく、簡単な説明を入れたうえで分かってもらおうという考えです。
説明をしないと分からないものもありますが、説明が長すぎると徐々に分からなくなっていき、結局分からないという文章をよく見ます。
短く簡潔に分かりやすく説明をする。
これだけでも大分分かりやすい文章になるのではないでしょうか。
文章の終わりに同じものを続けて使わない
まず分かりやすい文章にするためには文章の終わりに同じものを続けて使わないようにしましょう。
これだけではどういうことか分からないと思いますので、ですます調で説明させていただきます。
簡単にいうと「~ます」「~です」という終わりかたを何度も続けて使わないということです。
私の意見になってしまいますが、説明だけになってしまったり結果だけだったりするので分かりにくくなってしまいます。
それだけではなく、何が言いたいのか分からなくなってしまう可能性も。
何かを説明する文章を簡単に作ってみます。
まず鍋に水を入れて卵を入れます。
沸騰して待ちます。
ゆで卵ができます。
なぜゆで卵なのかは気にしないでください。(笑)
ただ、工程だけを説明するのであれば「~ます」が続いても問題はないのかもしれません。
しかし、ゆで卵の作り方の説明となると分かりにくい文章になってしまうのではないでしょうか。
読んでいる人の中にはこの工程はどうしてこうなるのだろうか、と疑問を持つ人もいます。
そういう人のために説明を入れるだけで分かりやすい文章になります。
まず水を入れて卵を入れます。
水から入れることでひび割れにくくなるからです。
沸騰して待ちます。
ゆで卵ができます。
1行だけ短い文章を入れるだけで、どうしてこうなるのかという説明を入れると分かりやすくなったのではないでしょうか。
「~ます」「~です」というのを続けて使ってしまうと、工程だけであったり結果だけだったりする文章になるため分かりにくくなります。
小学生にも分かる説明をする
何かを紹介する文章やもちろんですが、解説をするときの説明は分かりやすくなければいけません。
基本的に知りたい情報を求めて読んでいる人なのである程度の知識を持っている可能性はあります。
しかし、中には知りたいけど何も分からないから情報を探しているという初心者の人もいるのではないでしょうか。
こういった場合には小学生にも分かるであろう説明をするとよいのではないかと考えています。
子供にも分かる説明なんてバカにしているのか! と怒る人もいるかもしれません。
しかし、私の趣味であるゲームから「コンシューマー」という言葉を出したときに、知識のない人はこれが何なのか分からないと思います。
「コンシューマー」とは簡単に言えばPS4やNintendo Switchといった家で遊ぶもので発売されているゲームのことです。
これを分かりにくい文章にしてみましょう。
コンシューマーゲーム(英:console game)とは、市販されている家庭用ゲーム機でのプレイを前提として作られるコンピュータゲームを指す用語。
と、難しく書いてあるウィキペディアから引用させていただきました。
何も知識がない人がこれを読むと「家庭用ゲーム機?」「コンピューターゲーム?」と分からなくなるかもしれません。
分かりやすい説明を少し入れるだけで、大分変わっているのが分かっていただけると思います。
知識がある人が必ず読むというわけではない、というのを考えると分かりやすい説明になるのではないでしょうか。
多くの人が分かる例えを使う
ここまでの説明でゆで卵を例に出したり、家庭用ゲーム機をPS4などに例えました。
ゆで卵であれば多くの人も知っていますし、PS4やNintendo Switchは多くの人が知っている家庭用ゲーム機です。
例えを使う場合はこういった多くの人が知っているものを出すことで、分かりやすい説明や文章になります。
この記事を書いている「ブログ」とは、どういうものでしょう。
ウィキペディアの説明をまずは見てもらいます。
ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。
この説明を見てパッと理解できるという人は少ないのではないでしょうか。
覚え書きや論評などを記す?
このように例えがないとよく分からない説明です。
これを分かりやすく例えを入れて説明してみます。
ブログというのはインターネット上で自由に書くことができる日記のようなものです。
細かく説明すれば違うものになってしまいますが、大まかに言えばこれで合っているのではないでしょうか。
World Wide Webとはインターネットのことですし、覚え書きや論評などは書き手が自由に執筆している文章なので、日記に例えました。
こうするだけで大分分かりやすい説明になったことが分かります。
専門用語は使いすぎない
先程ブログの説明を多くの人が知っている言葉を使って分かりやすい文章を作ってみました。
分かりにくい例としてウィキペディアの説明を見ていただきましたが、そこに専門用語が入っています。
World Wide Webというのはインターネットのこと、と言いました。
厳密に言えば違うところもあるのですが、普通の人にはWorld Wide Webと言って伝わる人は少ないでしょう。
ゲームに関してもコンシューマーというのも説明しなければ分からないですし、ゲームハードと言ってしまうと家庭用ゲーム機だと分からない人もいると思います。
専門用語を使うのがいけないというわけではありません。
ただ、専門用語を入れるのであれば分かりやすい説明を入れて分かりやすくしたほうがよいと思います。
しかし、専門用語を入れて、それも説明してという文章にしてしまうと、ただただ長くなってしまうので、これもまた分かりにくい文章になります。
そこで、専門用語を使いすぎない文章にすることで分かりやすくなり、簡潔に説明することも可能です。
まとめ:分かりやすい文章を書くと説明上手になる
私なりに分かりやすい文章の心得をご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。
もちろん、私は専門家ではないので違う所も多々あります。
それだけではなく、今回のご紹介も分かりにくいところがあるかもしれません。
しかし、分かりやすい文章にするために心がけるだけでも大分違います。
そして、分かりやすい文章を作れるようになると、文字だけではなくて口で話すときにも説明上手になることができます。
頭の中で分かりやすい文章を作り、それを口に出す。
最初は難しいかもしれませんが、今回ご紹介させていただいたことを参考にしてみてください。