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【躁うつ病】気分障害(躁うつ病)だと診断されたら障害者手帳、障害者年金を調べておこう

気分障害躁うつ病)などの診断を受けたときにやっておきたいことがいくつかあります。

それは、障害者手帳や障害者年金の申請です。

 

これがあるのとないのでは雲泥の差があります。

知らないという人やまだ申請していないという人はぜひ読んでみてください。

 

 障害者手帳とはなにか

精神障害者保健福祉手帳(せいしんしょうがいしゃほけんふくしてちょう)は、1995年(平成7年)に改正された精神保健及び精神障害者福祉に関する法律精神保健福祉法)第45条に規定された精神障害者に対する手帳制度である。

引用-精神障害者保健福祉手帳 - Wikipedia

 

 ウィキペディアからの引用となりますが、精神的な病気に対しても障害者手帳があるというのを示しています。

 

身体障害の手帳があることは知っているという人も多いと思います。

しかし、このように精神疾患の人にも障害者手帳はもらうことができるのです。

 

精神障害者手帳にも等級があって、3級から1級まであります。

1級が一番重い症状で、下がるにつれて症状が軽い人です。

 

実は障害者手帳のことを私が知ったのは、妻と結婚をする少し前のことでした。

 

妻が結婚をするに当たって色々調べてくれたのですが、それで出てきたのが障害者手帳です。

 

私は気分障害躁うつ病)ではありましたが、主治医の先生からも何の話もなく知りませんでした。

それに加えて役所からも特に何も言われないので、自分で調べるか、役所に聞きに行かなければ教えてくれることもありません

 

私は急いで手帳の申請を出しましたが、受理されて発行されるまで数ヶ月かかります。

そう、障害者手帳が手元に来るまで時間がかかるので、早めに申請を出しておいた方がよいです。

障害者手帳のメリット

障害者手帳を持っていることで、特典というのもおかしいですが、障碍者割引などといったものを受けられる施設があります

 

それぞれの都道府県、市町村で変わってきますが、遊園地や動物園などに安く入ることができたり、市営の駐車場が1時間無料になったりと様々です。

 

知りたい場合は各自治体のホームページを見てみてください。

 

私は結婚をしてから妻と大阪にいって、USJに行ったのですが、障害者手帳を持っていたお陰で安く入ることができました。

 

ちなみにファイナルファンタジーとのコラボアトラクションがあったので、それに乗るためという目的です。(笑)

 

では、障害者手帳のデメリットはあるのかと言われると特にありません

手帳を見られると困る、という人にはデメリットになるかもしれませんが、特に表立って見せるといった場面はこないと思います。

 

私は普段から障害者手帳を持ち歩いていますが、特に誰かに見せたりというのはありません。

そのため、障害者手帳を持っているのを知られたくないという人もばれる可能性は低いのではないでしょうか。

障害者年金とはなにか

 障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。

引用-障害年金|日本年金機構

 引用させてもらった部分にもありますが、病気やケガで生活や仕事ができなくなった人に支払われる年金になります。

 

気分障害躁うつ病)やうつ病、躁病など精神疾患を持っている人の多くは仕事ができなくなる人もいると思います。

その場合は収入が極端に減ってしまい、生活するのも大変です。

 

こういったときに便利なのが障害者年金です。

 

しかし、これも障害者手帳と同じく、主治医の先生から聞いたこともありませんし、役所から教えてもらったことはありません

これも妻が調べてくれたお陰で知ることができたものです。

 

ただ、障害者年金は今まで年金を支払い続けていた人ではないともらうことが難しく、初診がいつだったかというのも重要になってきます。

 

私の場合は一番最初に行ったクリニックではうつ病と診断されましたが、その次のクリニックで気分障害躁うつ病)だと診断されました。

 

この場合は一番最初に行った病院の診断書などが必要となってくるので、遅ければ遅いほど大変です。

 

年金に関しても障害者年金をもらうために、今まで未納だった分を支払っても意味がありません。

しっかりと、ここまで払っていない人は障害者年金をもらうことができないのです。

 

私の場合は年金を支払っていなかったため、障害者年金が受け取れないことを知りました。

こういったことがないためにも、年金はしっかり納めておきましょう。

障害者年金のメリット

障害者年金の一番のメリットは通常の年金と同じく月々にお金がもらえるので、生活ができなくなるということがなくなることです。

 

気分障害躁うつ病)などになってしまい、仕事ができず一切の収入がない場合、生活ができなくなってしまう人もいます。

 

私の場合は当時実家にいましたので、この辺りはどうにかなっていましたが、一人暮らしの場合や結婚をしている人であれば死活問題です。

 

障害者年金を受け取れる人であれば、必ず申請をしておきましょう。

障害者年金のデメリット

障害者年金がもらえる条件を少しだけご紹介しましたが、受けられる条件はもっと細かいです。

そのため、障害者年金を申請するためには多くの書類が必要だったりと大変の一言。

 

しかも、申請をしたところで絶対に障害者年金が受け取れるかというとそうでもありません。

 

障害者年金も等級があり、重い症状の人ならもらえる可能性も高いですが、障害者手帳で3級などの人の場合はもらえない可能性も出てきます。

 

これだけではなく、更新をする際に症状が軽くなったと判断されれば障害者年金を受け取れなくなることもあるそうです。

まとめ:障害者手帳、障害者年金は申請しておこう

気分障害躁うつ病)やうつ病、躁病になってすぐに障害者手帳や障害者年金を申請しよう! と思いつく人はいないと思います。

それだけではなく、どちらも知らない人という人も多いと思います。

 

私の場合も妻が調べてくれたからこそ知ることができました。

障害者年金が受け取れなかったのは残念ですが、障害者手帳の恩恵はいくつか受けており生活が多少楽になっています。

 

もし、この記事を読んでいる人で、気分障害躁うつ病)といった病気の人や、家族に病気の人がいるという方は1度役所に行って説明を受けるとよいと思います。

 

どちらもできるだけ早く申請をしておくとよいと思います。