気分障害(躁うつ病)やうつ病になったけど、しないといけないことがある?こうしないといけないはない!
気分障害(躁うつ病)の私ですが、以前はこれをしないといけない! と考えて無理矢理やっていたことを覚えています。
私と同じ気分障害(躁うつ病)であったり、うつ病の人も中にはこうしないといけない! と考えて、無理に色々やっている人もいるのではないでしょうか。
気分障害(躁うつ病)やうつ病などの精神疾患の人は、それは調子を落としてしまう原因にもなりかねません。
今回はこうしないといけないと考えてしまうときに、どうするのかをご紹介します。
こうしないといけないというものはない!
病気になる前に、やらなければいけないことはきちんとやっておかないとダメだったという人は多いのではないでしょうか。
別の理由として、自分のこだわりでこれはやっておかないといけない、という人もいるかもしれません。
私も1度決めたことはやっておかないと何だか気持ち悪くなってしまうので、どうにかやろうと頑張ります。
しかし、気分障害(躁うつ病)やうつ病といった精神疾患の人がこうなってしまった場合はどうでしょうか。
私の場はどんなときでも、こうしないといけない! やらないといけない! と考えてしまって、無理矢理にやってしまいます。
これは午前中にしておかないといけない。
これをやった後はこれをやらないといけない。
これはこうしないといけない。
このような固定観念を持ってしまっていると、調子がよくても悪くても実行をしてしまうのです。
私は調子が悪いときに、このような固定観念を持っていることを実行していくと、最終的に休みを取れなくなってしまった、ということもあります。
気分障害(躁うつ病)やうつ病などといった人は調子が悪いときに、療養ができる時間がないと悪化していくだけです。
やらなくてよいことはやらない
これをこの時間までにやらないといけない。
これはこうしないといけない。
といった、自分の中で固定観念を持っているものがあった場合はどうすればよいのか。
簡単に言ってしまえば、やらなくてよいことはやらなくてよいと思います。
もちろん、生活に必要である食事であったりトイレに行ったりというのはやらなくてはいけません。
自分がこうしなければいけない、と考えているものが、本当にやらないといけないことなのかを考えてみましょう。
洗濯は午前中にしなくちゃいけない。
掃除は今日中にやらなくていけない。
買い物は今日行かなくてはいけない。
これらは本当にその時にやらないといけないことでしょうか?
洗濯は特に午前中でなくても大丈夫でしょうし、掃除も明日に回してもよいと思います。
買い物は食料品がない、といった場合は仕方ないのかもしれませんが、数日平気であれば行く必要はありません。
細かい事情などがあるかもしれませんが、考えてみると絶対にその時にやらなくていけないこと、というのは多くありません。
「後でいいや」で大丈夫
今までやらなくてはいけない、と考えていたものが特に今ではなくても大丈夫となった時はどうしたらよいのか。
それは簡単です。
後でやれば大丈夫。
洗濯は着るものがあるなら明日でも大丈夫ですし、掃除も誰かが来る予定などがないなら今日中でなくてもよいです。
食料品の買い物ではないなら、正直行かなくてもよいと思います。
やらなければいけないけど、やるのが辛いと考えているもので、後でも大丈夫なことは後に回してしまいましょう。
意外と後でよいんだな、と分かると気持ちが楽になる部分があります。
私も仕事の締切に余裕がある状態ではありますが、ここまでやらないといけない! と考えてしまっているときがあります。
ただ、気分障害(躁うつ病)であるため、必ずしも調子がよいとは限りません。
その時は、締切に余裕があるならば今日はこのくらいでよいか、としてしまいます。
更に余裕があるのであれば、今日はやらずに休みにしてしまうことも。
締切が今日中とかであるならば、やらないといけないです。
しかし、余裕がある場合ならばやらなくてはいけない、こうしないといけない、というものではないと思います。
まとめ:後に回せるものは後でやって気持ちを楽に
今回ご紹介させていただいた例以外にも、考えているときにやらなくても大丈夫なことはたくさんあるのではないでしょうか。
本当にそれはそのときにやらないといけないことなのか、を考えてみることが大切です。
考えてみると、「あれ、それはその時じゃなくても大丈夫だ」と気付くことも多く、それはそのときにやらなくても大丈夫なことがたくさんあります。
後に回せるものは後に回して、気持ちを楽にさせてあげれば気分障害(躁うつ病)やうつ病の悪化を防げるかもしれません。
この考え方は私が独自に考えたもので、私はお医者さんでも専門家でもないので注意してください。
ただ、私はこのようにするだけでも気持ちを楽にすることができて、うつ状態にならないようになっているのではないかと思っています。
固定観念が強い人は、もしかすると、こう考えると楽になれるかもしれませんので試してみてください。