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【躁うつ病】気分障害(躁うつ病)である自分と恋人が結婚するときはきちんと話し合おう

このブログのタイトル「躁うつ病だけど結婚しました。」と言いますが、結婚前から私が気分障害躁うつ病)でした。

 

病気であったことは妻にも話していましたが、詳しい話をしたのは結婚をする少し前のことです。

 

気分障害躁うつ病)の人で、これから結婚を考えている人の参考になればと思います。

 

 気分障害躁うつ病)で結婚をするということ

ブログのタイトル通りに私は気分障害躁うつ病)でありながら、結婚をして妻と犬と一緒に暮らしています。

 

世の中では気分障害躁うつ病)のような病気を持っていると結婚ができない、恋人ができないと言っている人もいます。

 

私はそれが間違っているとは言いません

その理由として、私の症状が酷かったときは調子がよいときは人のことを考える余裕がありましたが、うつ状態躁状態の場合はそんなことができません。

 

そんな状況で恋人はおろか、結婚ができるかと考えると、無理ではないかもしれませんが難しいと思っています。

 

現在私は薬を飲み続け、安定をしている状態です。

気分障害躁うつ病)は一生涯付き合う病気とも言われているので、きちんと病院に通って薬を飲み続けなくてはいけません。

 

今でも調子がよいとき悪いときがありますが、人を思いやれる余裕ができたと思います。

 

気分障害躁うつ病)やうつ病、躁病の人でこれから結婚をしたいと考えている人もいるかと思います。

しかし、それはきちんと話した上で、相談をしてからするべきです。

 

病気であることを隠さずに、しっかり話し合いましょう。

結婚を前に恋人としておくこと

結婚をするのであれば恋人としっかり話し合うことが大切です。

それだけではなく、気分障害躁うつ病)である側の収入面がどうなるかや、親との挨拶もしなくてはいけません。

 

この辺りをちゃんとやっておかないと、後々大変なことになり関係が悪くなる可能性があります。

 

これから家族になるのですから、自分の病気を理解してもらったり、自分が今どういう状況なのかも改めて把握しておきましょう。

気分障害躁うつ病)というのはどういう病気か話す

自分の病気である気分障害躁うつ病)であったり、うつ病、躁病であることは必ず話はおきましょう。

 

病気であることを隠して、調子が悪くなったときを考えてみると分かると思います。

 

精神疾患に関しては昔よりも大分広まっていますが、まだ多くの人が誤解していることが多いのです。

 

うつ状態の人を怠けているだけと思っている人もいます。

躁状態の場合は今日は元気なんだなと思うだけの人もいます。

 

自分の病気がどういったものかを説明しないと相手も分かりません。

 

私の場合も気分障害躁うつ病)という病気がどういったものかを説明したときに、こんなことがありました。

 

調子が悪いときはどういう風になるの?

 

妻がそのようにしっかり病気について理解してくれようというのが伝わってきました

 

病気を持つ本人だけではなく、これから結婚をして家族になるのですから相手のことを理解してあげようと話を聞いてあげることも大切です。

 

都合が合うのであれば1度一緒に病院に行き、主治医の先生からも説明を受けるとよいでしょう。

 

収入はどうするのかを話し合う

気分障害躁うつ病)などの病気を持っている人の中には、一切仕事ができないという人もいるのでないかと思います。

 

私は当時、クラウドソーシングというものを知らずPBWのゲームマスターで小説を書き、それが収入になっていました。

 

妻は病気ではないので普通に外に働きに出ており、収入を得ていました。

 

私はPWBのゲームマスターで収入を得ていたといっても、一人暮らしができるほどの収入ではありません。

連絡が取れるようにしていた携帯電話の料金も親に払ってもらっていました。

 

こんな状況でも私と妻は結婚をしました。

 

現在(2020年2月現在)では犬が1匹ですが、当時は2匹いました。

犬を飼うというのはお金がかかり、人間が2人、犬が2匹住めるところを探すのも大変です。

 

家賃も、光熱費も、税金も、携帯電話の料金も、何もかも夫婦で払っていかなくてはいけません。

 

妻の収入ではやはり大変なので、私の収入を増やす必要があります。

 

そこで見つけたのが障害者年金だったのですが、若いときの私はしっかりと年金を払っておらずもらえないことが分かりました……。

 

こうなると自分でも他に仕事をして収入を増やす必要があります。

そこで出会ったのが在宅でもお仕事ができるクラウドソーシングです

 

現在はPBWのゲームマスタークラウドソーシングにてライターのお仕事をして収入を得ています。

 

結婚というのは相手が好き、愛といった気持ちだけじゃどうしようもありません。

きちんと収入をどうするか夫婦で話し合って、できることを模索してみてください

どちらの場所で住むようにするのか

恋人のときに別々で暮らしている人もいれば、すでに同棲をしているという人もいるでしょう。

 

私は元々実家のある群馬に住んでいて、仕事もネットがあれば大丈夫だったこともあり、自由だったので妻がいるところへと引っ越しました。

 

同棲をしている場合はよいのですが、別々で暮らしている場合はどちらの場所で住むかを考えなくてはいけません

 

この場合はどちらの仕事を優先するべきか、を考えるとよいと思います。

 

私は妻が住んでいるところで仕事をしていたので、そちらへと行きました。

 

気分障害躁うつ病)などといった病気を持っている人の中には症状が軽く、外でも仕事ができている人もいます。

 

もし、どちらかがよいか迷った場合は両方の仕事場所を考えるとよいかもしれません。

 

私の場合は群馬から他県だったので距離がありましたが、比較的近くであったり、同じ都道府県内に住んでいる人もいると思います。

そういった場合はお互いの仕事場所の間くらいで部屋を探しましょう。

 

距離がありどちらかが辞める必要が出てくる場合は、恋人だけではなく仕事場所とも話をする必要が出てくるでしょう。

 

どちらかが気分障害躁うつ病)などの病気を持っている場合、収入面で共働きになる可能性も大きいので、しっかりと決めてから結婚へと進むべきだと思います。

相手の親にどのように話すのか

結婚をすると決めた後はどちらの両親にも挨拶をしにいく機会が訪れるのではないでしょうか。

結婚相手の病気などを理解をしましたが、親が理解してくれるとも限りません。

 

病気について話すところでも言いましたが、中にはまだ病気のことをきちんと分かってくれている人は多くありません。

どちらかと言えば、自分の両親の年代であったり、上の年代には分かってもらえないことも多いのではないでしょうか。

 

私と妻の場合はまず妻からお義父さんとお義母さんに話してもらいました

 

私が気分障害躁うつ病)だということや、気分障害躁うつ病)とはどういうものか。

 

先に話しておいてもらうことで、私がどういう病気を持っているかを知ってもらいました。

 

もちろん、お義父さんお義母さんは気分障害躁うつ病)を持つ私と、自分の娘が結婚をするというのは非常に不安だったと思います。

 

挨拶をしに行ったときに、お2人から聞かれたことは全て答えるようにしておいて、きちんと自分の口から話しました

そして、ここまで妻と話し合ったことに関してもしっかりと伝えた上で結婚をすることに納得していただいたのだと思います。

 

夫婦できちんと話しておくというのは、自分や相手の両親にも分かってもらうために必要なことです。

 

大人として、できることはしっかりとやっておき、それでいて両親にも説明をする。

大変かもしれませんが、やっておくことが大切だと思います。

まとめ:気分障害躁うつ病)でも結婚はできる

私と妻がどのようにして結婚をしたかを踏まえつつ、気分障害躁うつ病)の人が何をするべきかをお話しました。

 

結論を言うと結婚はできます

 

現に私という例がいるので問題ありません。

 

1つだけ注意することがあるとすれば、治療はきちんとやっておくことです。

 

調子がよいから薬を飲まない。

病院は調子が悪くなってから。

 

こんなことは言語道断です。

結婚をするのですから、病気である本人、恋人と一緒にやっていかなくてはいけません。

 

気分障害躁うつ病)の場合はうつ状態も、躁状態も、調子がよいときも、悪いときもあります。

 

結婚生活を楽しく過ごしたいのであれば、きちんと2人で話し合ってください。