犬のしつけは家族みんなで同じ方向を向くことが大切
紅羽のしつけに関して、プロの人にカウンセリングを受けたときに言われた言葉があります。
それは、しつけは家族全員で同じ方向を見ることが大切だということです。
では、それはどういうことなのか、というお話をさせていただきます。
紅羽の初海
しつけは家族全員で同じ方向を見る
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紅羽のしつけで色々教えるのは、私たち夫婦では限界がきているのではないか、ということで妻の友人であるドッグトレーナーさんに頼むことにしたお話を以前したことがあります。
このトレーナーさんにお願いする前に家での紅羽の様子を見てもらい、カウンセリングもまた受けました。
もちろん、犬の幼稚園にいくことでトレーナーさんに色々教えてもらうことになりますが、大切なことがあります。
紅羽は幼稚園の時間よりも、家にいる時間のほうが多いということ。
そこでトレーナーさんに言われたのがこういう言葉でした。
「しつけは家族みんなで同じ方向を見ないと上手くいかない」
この言葉は頭では分かっていたのですが、トレーナーさんに言われることで大きく刺さりました。
しかし、中にはどういうことだろう? と思う人もいるかもしれません。
簡単に言えばしつけの方向性のことです。
叱るときには家族同じことをする
家族と一緒に暮らしている人もそうですが、一人暮らしの人も実家などに戻った際には一緒に愛犬を連れていく人もいるのではないでしょうか。
こういった場合には家族みんなで同じことをしなければいけません。
叱るときの言葉は同じ言葉を使う
これはしつけに関して色々な情報があり、共通しているのが短く、分かりやすい言葉で叱ることとあります。
我が家では「いけない」という言葉を使うことで、本当にやってはいけないことを教えています。
これに関しては中には「ダメ」「やめて」などといった言葉もあると思いますが、これをみんな共通のものを使うというものです。
カウンセリングのときに叱るときに何と言っているか、と聞かれました。
元々「いけない」という言葉を夫婦で使っていたのでその辺りは問題ないかもしれませんが、中にはバラバラといった家庭もあるのではないでしょうか。
バラバラに言っていたらどの言葉で叱られているのかという混乱をしてしますので、共通の言葉にするとよいそうです。
もし、バラバラの言葉で叱っている場合は共通の言葉にするとよいと思います。
褒める、叱る場所は同じにする
ワンコを褒めたり、叱ったりする場面は色々とあると思いますが、その方向性が家族みんなで向いているでしょうか?
これはどういうことかと言うと…私たち夫婦のように2人暮らしの人を例に出してみます。
1人がワンコが噛んではいけないものを噛んでいたときに子犬だから、これくらいはと思っていました。
しかし、もう1人はそれをしっかりと叱って教えようとしています。
この場合にワンコはどっちなのか分からない、という混乱を招くか、この人の前なら大丈夫という認識になるのではないでしょうか。
この人の前なら大丈夫と思ってしまえば、噛んではダメなものを噛んでしまうことはいけないことだということを覚えてはくれません。
褒める場合もそうです。
もし、おしっこをちゃんとして1人は褒めてくれるのに、もう1人は褒めてくれないとなったらどうでしょうか。
同じくどうすればよいのか分からなくなります。
こういったところからも、褒めるところ、叱るところを共通認識させておかなくてはいけません。
しつけをするときは家族全員で共通認識を
家族みんなで同じ方向を見るというのは、話し合いが必要になってきます。
私たち夫婦も、ここはどうするべきか、という話し合いをしたり、今もしたりします。
褒めることはよいですが、叱るというのはやはり教える立場からしても心痛いものがありますが、ワンコのためにはしなければいけないことです。
その中で家族の誰かが別の方向を向いていると、ワンコは混乱をしたり、この人なら大丈夫と思ったり。
ダメなものはダメと覚えなくなってしまいます。
カウンセリングの際に言われたということは冒頭でもお話しましたが、これは大切なことだと私たちも強く感じています。
もし、家族バラバラの方法で褒めたり、叱っている場合には1度話し合いをして決めてみてはいかがでしょうか。
動物を飼うというのは命を預かることであり、中には命に関わる事だってあります。
ワンコのためにも家族一丸となることが大切だと思いますので、1度見直してみるのもよいと思います。