ワイマラナーは分離不安で紅羽もそうなのか考えてみた
ワイマラナーは分離不安。
そのように私もワイマラナーの記事を書いたときにそうご紹介したのを覚えています。
でも、ワイマラナーは本当に分離不安なのか。
紅羽もそうなのかどうかを考えてみたお話です。
- ワイマラナーの紅羽は分離不安?
- ワイマラナーが全部分離不安なら最初から持病のある犬種になってしまう
- 分離不安でないならどうするべきなのか
- 紅羽のしつけ方法の転換
- ワイマラナーは本気で私たちと付き合っている
ワイマラナーの紅羽は分離不安?
クレートトレーニングであったり、その他のしつけであったり、ワイマラナーを交えて調べてみると必ず出てくるものがあります。
それが、分離不安です。
私もワイマラナーは分離不安が強い犬種だとご紹介したことがあります。
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
その他にも紅羽のしつけに関しても分離不安なのでは? ということを書いたことがありました。
クレートトレーニングをしていると鳴いて鳴いて大変だった期間がありました。
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
1週間ほど経ったときには夜も寝る時間が増えて、朝の4時半くらいまでは静かになるようになったので成長をしたと思います。
こういうのを踏まえて紅羽=ワイマラナーは分離不安なのではないか、という考えになるのはあると思います。
しかし、それは本当に分離不安なのかなと考えるようになりました。
ワイマラナーが全部分離不安なら最初から持病のある犬種になってしまう
ワイマラナーは分離不安に“なりやすい”犬種です。
紅羽は確かに私たち夫婦にくっついてくることが多いですし、クレートトレーニングでは1日静かでいられることはありません。
ただ、それを分離不安で片付けてよいのだろうかと思ったのです。
「ワイマラナー 分離不安」で出てきたのが、ある掲示板です。
そこには「ワイマラナーは分離不安ではない」と言い切ったものがありました。
ワイマラナーは飼い主が大好き過ぎて、くっついて回ったり、離れたりすると鳴いたりする。
けれど、それは分離不安ではなくて、ワイマラナーという犬種の特性であり、分離不安には繋がらない。
こういった理由からきているものでした。
これを読んで夫婦そろって、心の中のもやもやがすっとなくなったものがありました。
ワイマラナーが分離不安であったら、ワイマラナーの半分以上が分離不安で精神疾患になってしまうとありました。
あれができないのは何でだろう、これができないのは何でだろう。
うちの子は分離不安だから!
と決めつけてはいけないとあります。
これを読んだときに確かにそうだと感じました。
もちろん、ワイマラナーは分離不安になりやすい犬種なのは確かかもしれません。
でも、最初から分離不安であるワイマラナーはいないと思います。
分離不安でないならどうするべきなのか
ワイマラナーを飼っている人の中には、きちんと飼い主から離れることができている子もいます。
子犬からのしつけはもちろんですが、成犬になった後でもそれを克服したワイマラナーの子がいるのも確かです。
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
紅羽のしつけについては本当に悩んでいます。
それでも、紅羽に合ったしつけの方法はないのだろうか、と常に夫婦で考えています。
最終的には妻の友人であるドッグトレーナーさんに相談することとなり、週1になりますが犬の幼稚園に通うことにもなりました。
うちの子にあったしつけを考えるというのは、このブログでもお話したことがあると思います。
2か月間頑張ってきた紅羽のクレートトレーニングにも限界がきたと夫婦で思ったので、自分たちだけではなく外にも相談することにしました。
ワイマラナーのしつけで困っている飼い主さん、安心してください。
うちの紅羽のことで私たちも困っていますし、自分たちで解決できない場合にはプロという手もあります。
プロであるドッグトレーナーさんに相談する場合には本当に信頼できる人を選ぶ必要がありますが、自分たちだけで悩まなくてもよいのです。
紅羽のしつけ方法の転換
紅羽は週1で犬の幼稚園に行くことになりましたが、家でもクレートトレーニングを続けています。
しかし、遂に近所の人から苦情が来てしまい1日中クレートトレーニングをすることができなくなってしまいました。
夜寝るようになったとはいえ、朝方4時半くらいから鳴き始めるので、それが理由です。
流石に苦情がきたことで、できる限り鳴かせなくしなくてはいけません。
幸い紅羽はケージの外で出ているときにはほとんど鳴かないので、結局はケージに出た状態にしています。
そして、これまではケージの中で鳴いたときには叱るという方法を取っていたのですが、それを変えることにしました。
紅羽がケージの中で鳴いてしまうのは、寂しいからです。
だから、紅羽は1人じゃない、きちんとここにいるよ、となだめてみようということに夫婦で決めました。
まだなだめ始めて月日は経っていませんが、叱っていたときよりも大人しくケージに入ってくれるようになった気がします。
それだけではなく、叱るという行為は私たちの心にもよくありません。
大丈夫、ここいるよ、安心してね。
こういう方法のほうが紅羽にも、私たちの精神的にもよいことに気付きました。
ワイマラナーは本気で私たちと付き合っている
ワイマラナーだけではなく、他の犬もそうですが、本気で私たちと付き合っています。
それに対して私たちも本気で受け止める必要があります。
もちろん、本気で受け止めている人がほとんどだと思います。
しかし、やってほしいことだけではなく、きちんと基本ができるようになってから、そこから他のことに繋がっていくのだと感じます。
これは掲示板にもありましたが、共感できた部分でもあります。
子犬から飼った場合には、その子の親の代わりに色々教えて、しつけをしなくてはいけません。
それでも、ワイマラナーの彼(彼女)らは最初から分離不安ではありません。
紅羽も私たちだけがいる世界ではなく、犬の幼稚園に行くことで他の世界を見て欲しいと思っています。
自分たちが壁にぶつかったら、相談できる人に相談してみましょう。
私たち飼い主もまた、別の世界である突破口が見えてくると思います。