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【躁うつ病】うつ状態の症状

躁うつ病には躁状態うつ状態があり、アップダウンの激しい病気です。

うつ状態にも様々あり、調子が悪いときは自分でもいつ来るかは分かりません。

 

今回は私の症状や経験を踏まえてうつ状態の症状をご紹介していきます。

 

 うつ状態といっても様々

躁うつ病の人だけなのか、うつ病の人だけなのかは分かりませんが、私自身はうつ状態といっても様々な症状があります

 

やる気がないだけのときがあれば、それこそ動きたくなくなって何もしてくなくなるなんてこともありました。

 

私は薬を飲み続けて安定している状況なので、動けなくなり、何もしたくないというのは今はありません。

しかし、躁うつ病になったときはやはり症状が重いときもあり、心身ともに本当に辛い思いをしていました

 

うつ状態というのを人に伝えるのは難しいかもしれません。

私の経験を踏まえて、うつ状態というのを経験したことがないという人にも伝わるようにご紹介できたらと思います。

常にマイナス思考になる

うつ状態になっているときは常にマイナス思考になってしまいます。

私はお医者さんではないので原因は分からないです

ただ、私の場合を言うのであれば、自分の場合は人に迷惑をかけているという認識があるからでした。

 

うつ状態はどういうものかというのを少しご紹介しましたが、1人ではどうすることもできないときが多いです。

その場合は家族に頼りっきりになることも多く、それが負担に感じさせてしまう、申し訳ない、という気持ちが大きくなりました。

 

こうなってしまうと本当に危ない思考に入ってしまいます。

 

自分がいなければ家族に負担をかけることがないんじゃないか。

自分が死んだら保険金などが入り、金銭的に楽になるんじゃないか。

自分が死んだ方が、いないほうが――。

 

こういう考えがずーっと続いていき、中には本当に命を断ってしまう人がいます

 

短絡的と思う人もいるかもしれません。

しかし、私たち病気の人はうつ状態になるとこういった考えをしてしまいます

 

こういったネガティブな思考をしているのも非常に辛く、どんどん泥沼にはまっていってしまいます。

ケース1:やる気が出ない

私の場合はうつ状態にも様々あり、比較的軽いのがやる気が出ないというものです。

 

やる気が出ないのは、普通の人にもあるだろうと思うかもしれません

しかし、躁うつ病の場合はアップダウンが激しく、やる気が出ないという状況が長く続く場合があります

 

私の経験ではこういった状況が1か月以上も続いたこともあれば、1週間ほどで戻る時もあります。

 

やる気が出ないというのは言葉のままで、何をするにもやる気が出なくなってしまいます

生きるために必要な食事などを取るといったことはできるのですが、自分にとってストレスに感じることができません

 

この症状は現在の私でも陥るときがあり、こういった場合にはきちんと話して私が普段担当している家事を代わってもらうこともあります。

 

やはり、こういう時もマイナス思考で申し訳ない気持ちでいっぱいに。

 

ただ、こういう時はある程度動ける状態なので、うつ状態にしていることを実践したりしています

こちらでご紹介していますので、参考にしていただけたらと思います。

 

syougaisyagakekkon.hatenablog.com

syougaisyagakekkon.hatenablog.com

ケース2:何もしたくない

やる気の出ない状態から少し酷い状態になると何もしたくないという状態になってしまいます。

 

何もしたくないというのは、何をするにも億劫になり、自分でしていることが何もできなくなってしまいます

 

こうなってしまうと生活に必要な食事も料理をすることができなくなるので、作ったり食べるのも厳しいです

ただ、私の場合になりますが、動ける状態なのでどうにか食事を取るようにはしています。

 

こういった場合は家族に頼ることも多くなってくるので、マイナス思考も強くなってしまいます

しかし、支えてくれると感じて、感謝をしてみるだけでも気持ちが楽になり、調子も上向きになるかもしれません。

ケース3:動くのがしんどい

何もしたくないというときはまだ動けてはいたのですが、もっと症状が酷くなると動くことさえもしんどくなってしまいます。

 

現在の私はここまで酷くなることはないのですが、躁うつ病になった当初はここまで調子が落ちることがよくありました

 

この症状になるとベッドや寝ている場所からも動くのが嫌になってしまい、生活をするのも大変になってしまいます。

それに加えてネガティブなことを考えている状況ですので、心の負担も更に大きくなり更に調子を崩す原因にもなりかねます。

 

家族から見ていると辛い姿を見ることになり、病気の本人もそうですが家族も辛くなってしまうのではないでしょうか。

見守ることしかできないというのも、非常に辛いと思います。

ケース4:何もできない

最悪のケーズになってしまうと何もしたくないというよりも、何もできなくなってしまいます

 

何もできないというのは本当に何もできないので、人とも話したくなく、動きたくもなく、本当に何もできない状況です。

 

こういった状況も一切怠けているわけではありません

本当に何もできなくなってしまうのです

 

私もこういった状況になったことはあります。

 

ただただ、気持ちが重く、体も重い。

考えることはネガティブなことだけ。

自分のことさえも考えるのが辛い。

 

躁うつ病だと分かってからいつか気持ちが上向いてくることは頭で分かっているのですが、一生このままだったら――と考えます

 

ここまでいってしまうと自殺願望も強くなってしまうため、少しだけお話した命を断ってしまう人も出てくる症状です。

まとめ:1人でうつ状態を乗り越えるのは厳しい

私は躁うつ病になった当初は実家で暮らしていたので、親が面倒を見てくれていました。

運転ができない状況も多かったので、親と一緒に病院に行っていました。

 

親と一緒に病院にいって、診察も一緒にいてくれたからこそ私の病状を理解してくれていたのだと思います。

 

1人で辛いうつ状態に立ち向かうのは厳しい、というよりもほぼ無理に近いです。

面倒を見てくれている家族も非常に辛い立場かもしれません。

本人でなくては症状をしっかりと理解できていないかもしれませんが、本人と少しでも話すことで理解できることもあるのでは、と思います。

 

うつ状態がどういったものか、家族の症状がどういったものかを知ることができれば、病気である本人、家族どちらも支えやすくなるのではないでしょうか。